Wednesday, September 06, 2017 10:54 AM

タービン羽根200枚損傷 日航機エンジントラブル

 羽田空港を離陸した日航機の左エンジンから炎が出たトラブルで、エンジン内にあるタービンの羽根200枚前後が損傷し、エンジンケースに小さな穴が開いていたことが6日、日航などへの取材で分かった。国土交通省は6日、事故につながりかねなかったとして重大インシデントと認定。運輸安全委員会の航空事故調査官3人が調査する。

 日航によると、トラブルを起こした日航機は、ニューヨーク行きのボーイング777。タービンには6段のファンが付いており、後ろから1、2段目のファンに付けられた計222枚の羽根の大半が変形したり、欠けたりしていた。エンジン内を内視鏡で調べた。(共同)