Friday, September 15, 2017 1:15 PM
国連本部に平和の鐘の音 事務総長ら紛争解決訴え
21日の「国際平和デー」を前に15日、日本から贈られてニューヨークの国連本部の庭に設置されている「平和の鐘」を鳴らし、世界各地の紛争解決を訴える式典が開かれ、グテレス事務総長やライチャーク国連総会議長、別所浩郎国連大使らが参加した。
国連難民高等弁務官を務めたグテレス氏は、紛争などから逃れる難民や移民の苦境を指摘。「平和を享受している私たちは、ほかの人も同じ境遇になれるよう、あらゆることをしなければならない」と訴え、鐘を突いた。
平和の鐘は、愛媛県宇和島市長を務めた故中川千代治さんが、世界中の硬貨を使って鋳造。日本が国連に加盟する2年前の1954年に日本国連協会が国連に寄贈した。ローマ法王から贈られた金貨も使われている。(共同)
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