Monday, October 16, 2017 1:09 PM

州警察長官の身柄拘束も カタルーニャ独立巡り

 スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)の独立を巡る住民投票に絡み、首都マドリードの司法当局は16日、「反乱」容疑で事情聴取中の自治州警察のトラペロ長官について、身柄拘束が必要との見解を示した。同日中にも担当判事が可否を判断する予定。地元メディアが伝えた。

 司法当局は9月下旬、バルセロナの州政府庁舎を家宅捜索し「行政機関への不服従」などの容疑で州高官ら14人を一時拘束。これに対し住民の抗議デモが起きた際、州警察が中央政府の指示に従わず、十分な措置を取らなかったことが「反乱」罪に当たる可能性があるとされる。(共同)