Wednesday, November 22, 2017 10:01 AM

羽生、トロントで治療専念 フィギュアの小林強化部長

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯の9日の公式練習で右足関節外側靱帯を損傷した2014年ソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)が先週末に練習拠点のカナダ・トロントに戻り、リハビリや治療に専念していると22日、日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長が明らかにした。練習再開の時期などには言及しなかった。

 ジャンプを着氷する右足首の故障で調整が大幅に遅れることになったが、羽生は12日に日本連盟を通じて「10日間は絶対安静と医師から言われた。その後、3〜4週間で(パフォーマンスが)元に戻るとみている」との談話を発表していた。平昌五輪代表最終選考会の全日本選手権(12月21〜24日・東京)を欠場しても選考基準で代表入りが確実な実績を残しているが、ブライアン・オーサー・コーチは16日に「全日本に向けて準備させる」と語った。(共同)