Thursday, November 30, 2017 9:54 AM
核禁止条約、にじむ隔たり 国連軍縮会議、広島で閉幕
12カ国の政府関係者や専門家らが参加した国連軍縮会議は30日、被爆地・広島市で閉幕した。
2日間の議論では、国連で7月に採択された核兵器禁止条約の発効を願う声が相次いだ一方、核拡散防止条約(NPT)をはじめ現行の核軍縮体制を弱体化させるとの懸念も一部示された。核軍縮に向けた議論の進展が期待されたが、核保有・非保有国双方の隔たりがにじむ形となった。
2日目の討議には、核禁止条約の制定交渉で議長を務めたホワイト氏(コスタリカ外交官)やノーベル平和賞に決まった非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の川崎哲国際運営委員らが参加した。(共同)
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