Friday, December 01, 2017 10:08 AM

爆弾テロの死者500人超に ソマリア首都、10月発生

 ソマリアの首都モガディシオ中心部で10月14日に発生した爆弾テロで、死者が当初の約350人から大幅に増え、512人になったことが分かった。負傷者は316人。ロイター通信が1日までに、被害状況を調べる政府委員会の話として報じた。

 テロは、政府機関やホテルが並ぶ人口密集地で発生。有名ホテルの正面で大型トラックが爆発し、近くに停車中の燃料を積んだ車両に引火、衝撃でホテルが倒壊した。約2時間後、市内の別の場所でも車が爆発し、ソマリア史上最悪のテロとなった。

 委員会は現場付近にいたとみられる人たちの家族に聞き取りを行った結果、新たに死者や負傷者が判明したという。(共同)