Friday, December 01, 2017 6:39 PM
NY株反落、40ドル安 米政権運営の混乱懸念
1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比40.76ドル安の2万4231.59ドルで取引を終えた。ロシア政府による昨年の米大統領選干渉疑惑でフリン前大統領補佐官が訴追され、トランプ大統領に不利な証言をすると伝わり、政権運営の混乱を懸念した投資家がリスクを避ける姿勢を強めた。
ダウ平均の下げ幅は一時、350ドル超に達した。外国為替市場では相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=111円前半まで円高ドル安が進んだ。債券相場では米国債が買われ、長期金利は一時2.315%まで低下した。
その後は米税制改革への期待感が再び意識され、ダウ平均は下げ幅を縮小。外国為替市場や債券市場も落ち着いた値動きとなった。(共同)
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