Wednesday, December 06, 2017 10:21 AM

スバル、インディアナで大型SUV生産へ

 SUBARU(スバル)は、インディアナ州ラファイエット工場に1億4000万ドルを投資し、3列シートの大型SUV「アセント(Ascent)」(2019年型)を生産する。200人を新規採用する。

 オートモーティブ・ニュースによると、アセントは、北米でのみ販売される同社最大のモデル。設備投資は、工場の拡張、アセント用の新機材や工具の導入のほか、塗装作業場の拡張や大型キャリヤーの搬入、作業場の刷新が含まれる。アセント生産は18年5月に始まる。スバル関係者は、アセントの年間生産台数は6万〜7万台、できれば8万台を見込んでいると話した。

 ラファイエット工場はアセントを生産する唯一の工場となるほか、「アウトバック」「レガシィ」「インプレッサ」も生産する。同工場の17年の総生産台数は36万4000台、アセント生産が始まれば40万台に増える。

 工場拡張にあたり、スバルは連邦環境保護局からガス排出許可を新規に取得した。これで年に最大51万4000台を生産できるようになった。同社はラファイエット工場に過去5年間で約15億ドルを投じており、アセント関連の増員を含めた従業員は5800人になる。