Wednesday, December 06, 2017 10:22 AM

認知症、世界に5000万人 国際的に対処必要とWHO

 世界保健機関(WHO)は5日、世界の認知症患者は世界に推計5000万人おり、毎年約1000万人が新たに発症するなど増加傾向にあると発表した。2030年には8200万人、50年には1億5200万人に達する可能性があり、WHOは「国際公衆衛生上の優先事項として、各国で協力して対処する必要がある」と指摘している。

 認知症は本格的な高齢社会を迎えた日本でも深刻化。厚生労働省によると、65歳以上の認知症患者は12年に462万人で、25年には約700万人に増える見通しだ。

 認知症は脳の神経細胞が死んだり働きが悪くなったりすることで、物忘れや妄想、ひとり歩きなどの症状が出て日常生活に支障がある状態。WHOによると、最も多いのはアルツハイマー型の認知症で全体の60〜70%を占め、このほか脳梗塞などが原因の血管性認知症、レビー小体型認知症も多い。65歳前に発症する若年性認知症は全体の9%程度とみられる。(共同)