Monday, December 11, 2017 10:31 AM
自由貿易体制の堅持促す WTO閣僚会議が開幕
世界貿易機関(WTO)閣僚会議が10日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開幕した。WTOのアゼベド事務局長は開幕に先立ち記者会見し「保護主義の脅威に直面しているが、多角的貿易体制を強くしなければならない」と述べ、自由貿易体制の堅持を促した。
閣僚会議は2年に1度開かれるWTOの最高意思決定機関。トランプ米政権が貿易赤字削減を掲げ保護主義的な姿勢を強める中、WTO加盟各国・地域が自由貿易推進で結束できるかどうかが焦点だ。最終日に閣僚宣言の採択を目指すが、難航も予想される。会期は13日までの予定。
米政権はWTOの紛争処理システムなどに不満を募らせている。中国などとの係争案件を巡り、反ダンピング(不当廉売)関税などの分野で米側敗訴が相次いでいるためだ。アゼベド氏は米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表との会談を前に「WTOシステムの重要性を伝えたい。(米国には)柔軟性を示してほしい」と語った。(共同)
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