Wednesday, December 13, 2017 10:37 AM

訪問すべき旅行地に祖谷渓 米大手旅行雑誌が選出

 米大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」が13日までに選んだ「2018年に訪れるべき50の旅行地」に、日本では祖谷渓(徳島県三好市)が唯一入った。祖谷渓は国の重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」などで知られる。外国人旅行者の増加が期待されそうだ。

 同誌は三好市と高知県大豊町の吉野川で10月に開かれた「ラフティング世界選手権2017」が旅行先として飛躍するきっかけになったと指摘。ワイヤを滑り降りるジップラインやハイキングを楽しむことができ、かやぶき屋根の古民家を活用した宿泊施設があると紹介した。

 同誌は50の旅行地を、旅行ライターらの推薦に基づき、新施設や国際的イベントなどの話題性も考慮して選んだという。祖谷渓のほかに、デンマーク領グリーンランドや米国の首都ワシントンなどが入った。(共同)