Friday, January 05, 2018 10:35 AM

米東部、猛吹雪で交通まひ 航空便欠航相次ぎ停電も

 先月末から記録的な寒波が続く米国東部は4日、広い地域で猛吹雪に見舞われた。米メディアによると、ニューヨークの空港が一時閉鎖され、東部を発着する便を中心に計約5000便が欠航した。約8万戸が停電するなど市民生活に大きな影響が出ている。

 気象当局によると、5日までの降雪量はボストン近郊で約45センチ、ニューヨーク近郊で20センチ以上に上る見通し。ニューヨーク州やニュージャージー州は、非常事態宣言を出して最大級の警戒を呼び掛けている。

 ニューヨーク市のラガーディア空港やケネディ国際空港は視界不良のため一時離着陸を見合わせ、同市近郊のニューアーク国際空港やボストンのローガン国際空港は約4分の3のフライトが欠航した。東部では鉄道の運休も相次いだ。(共同)