Friday, January 26, 2018 10:58 AM

ロシア169選手、平昌五輪へ フィギュア金メダル候補ら

 ロシア・オリンピック委員会(ROC)は25日、平昌冬季五輪に個人資格で参加できる169選手の氏名を発表し、フィギュアスケート女子の金メダル候補、エフゲニア・メドベージェワ選手とアリーナ・ザギトワ選手が含まれた。ドーピング違反歴がないなど国際オリンピック委員会(IOC)が設定した15以上の認定基準をクリアした。ロシアからはコーチらを含め総勢340人が参加する。

 ROCは2014年ソチ五輪などでの国ぐるみのドーピングで資格停止処分を受け、国としては平昌五輪に参加できない。169選手は国歌や国旗が使えない「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場する。

 スピードスケート・ショートトラック男子で計6個の五輪金メダルを獲得しているビクトル・アン選手は、世界反ドーピング機関(WADA)調査チームの報告書でドーピングへの関与が言及され、参加を認められなかった。スピードスケート男子1500メートルで世界記録を持つデニス・ユスコフ選手やバイアスロン男子で前回ソチ五輪リレー金メダルのアントン・シプリン選手も外れた。(共同)