Tuesday, January 30, 2018 10:39 AM

FBI副長官が辞意 ロシア捜査で大統領の攻撃受け

 米主要メディアによると、連邦捜査局(FBI)のマケイブ副長官は29日、同日付で副長官職を辞任する意向を同僚職員らに伝えた。昨年5月にトランプ大統領にFBI長官を解任されたコミー氏の右腕だった。ロシアによる米大統領選干渉疑惑を巡るFBI捜査が偏向している要因だとして、トランプ氏や共和党から攻撃されていた。

 報道によると、マケイブ氏は年金を満額受け取る資格を得られる3月までFBIに在籍し、その間、休暇扱いになるという。

 相次ぐ批判に嫌気が差して辞任を決めたとの見方や、トランプ氏がマケイブ氏解任を司法長官に迫っていたとの報道もある。サンダース大統領報道官は29日の記者会見で、トランプ氏はマケイブ氏辞任に関与していないと強調した。(共同)