Thursday, February 01, 2018 11:09 AM

錦織、準々決勝に進出 高い修正力で逆転勝ち

 右手首故障からの復活を目指す男子テニスの錦織圭(日清食品)が1月31日、米テキサス州ダラスで行われたツアー下部大会のシングルス2回戦でマティアス・バヒンガー(ドイツ)に4-6、6-4、6-4で逆転勝ちし、準々決勝に進出した。「ギアがかかるのが遅かったけど、ああいう形で終われて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 第1シードの錦織は序盤、格下相手に苦戦し、バヒンガーのフラットで低いショットに対応できずにミスが続いた。守勢に回る場面が目立ち、第1セットは4-4から2ゲームを奪われて落としたが、高い修正力で流れを変えた。

 「自分のプレーが良くなってきた」とサーブ、ショットが徐々に安定し、豊富な運動量でラリーのペースを握った。跳び上がって打つ代名詞の「エア・ケイ」も出て「気持ちをコントロールしながら、2、3セット目で大事なところを取れた」と誇った。(共同)