Thursday, February 01, 2018 11:11 AM

兵士1万2000人が練習 北朝鮮パレード、米大分析

 ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は1月31日、28日に撮影した商業衛星写真に基づき、北朝鮮で2月8日に実施予定の軍事パレードに向け、少なくとも兵士1万2千人と戦車、軍用車両が訓練場で練習しているとの分析を明らかにした。

 38ノースによると、衛星写真上は、弾道ミサイルや無人機用の発射台は確認されていない。過去の大規模なパレードと現在の準備状況を比べ、今回のパレードが比較的小規模に実施されるとの見方を示している。

 CNNテレビも北朝鮮事情に詳しい複数の外交筋の話として、北朝鮮が軍事パレードで多数の長距離弾道ミサイルを展示する計画をしていると伝えた。米本土全域を狙った新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」も含まれる見通しという。(共同)