Monday, February 05, 2018 11:30 AM

ハネウェルUOP、石油精製触媒を発表

 ハネウェル(Honeywell)傘下で石油化学製品を提供するハネウェルUOPは、超低硫黄ディーゼル燃料を生成するための水素化精製触媒「HYT-4118」をウクライナの国営ガス会社アークガスヴァイドブーヴァニヤ(UGV)が使い始めたと発表した。HYT-4118は、低圧から中圧の超低硫黄ディーゼル水素化精製装置で使われる。長周期にわたって安定性と高活性を保ち、水素の使用量が少ないという利点があり、ディーゼルや分解軽質軽油、熱分解軽油といったさまざまの原料油として使うことができる。水素化精製は、石油精製過程において欠かせない工程。輸送燃料に換える前段階で水素と触媒を使用して硫黄やほかの不純物を除去する。その結果、人体や環境への悪影響が少ないディーゼル燃料を精製でき、厳しい品質基準にも適合できる。

https://www.energymanagertoday.com/product-announcement-honeywells-hydrotreating-catalyst-0174727/