Tuesday, February 06, 2018 11:14 AM

数カ月で核攻撃能力も 米大使、北朝鮮を非難

 ウッド米軍縮大使は6日、ジュネーブ軍縮会議の全体会合で演説し、北朝鮮は数カ月で核ミサイルにより米国を攻撃する能力を持つ可能性があり「米国と同盟国にとり緊急かつ予測できない脅威になっている」と述べた。

 これに対し北朝鮮代表は、米国は北朝鮮周辺に「巨大な核戦力を配備することで朝鮮半島情勢を悪化させようとしている」などと反発した。

 ウッド氏は米国の新たな核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」を説明する中で「ロシア、中国、北朝鮮は安全保障における核兵器の役割を増大させ、新たな核戦力を開発しようとしている」と強調した。(共同)