Thursday, February 08, 2018 11:19 AM

大陽日酸、金属部品製造のシンタビアと提携

 産業用ガス大手の大陽日酸(東京都)は、金属3D(立体)プリンターを使った部品製造のシンタビア(フロリダ州)と資本提携した。

 大陽日酸のプレスリリースによると、同社はシンタビアに出資するとともに、シンタビアが最先端の市場から求められる金属積層造形の技術的課題に対して、ガス制御技術を通じた品質・生産効率向上などの解決策を提供しながら技術開発を進める。出資額は不明。

 2012年に設立されたシンタビアは、最先端の金属3Dプリンターのほか各種分析・検査・後工程設備などを所有し、信頼できる部品の製造に必要な全ての工程を行うことができる。その部品は航空・宇宙産業をはじめ幅広い産業へ提供されている。