Tuesday, April 07, 2026 7:07 AM

運輸当局、テスラの遠隔駐車機能に関する調査を終了

 運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、テスラの遠隔駐車機能「Actually Smart Summon」に関する調査を終了した。同社のEV260万台近くが対象だった。

 ロイターによると、同機能を原因とする事故はまれで、低速かつ重大性の低い内容だったと判断されたため。衝突事故は100件程度報告されているが、けがや死亡には至っていない。ただしテッククランチによると、当局は「調査終了は安全上の欠陥が存在しないと結論付けたからではなく、必要に応じて再調査を行う可能性はある」と説明している。

 テスラの遠隔駐車機能は、2024年9月のソフトウェア更新で導入され、車載カメラだけを使って車両をユーザーがいる場所まで低速で自動走行させられる。NHTSAは、事故報告を受けて2025年1月に調査を開始。その結果、数百万回に及ぶ機能の利用のうち、事故に至ったのは1%未満で、多くはゲートや駐車車両、車止めへの接触といった軽微な物損にとどまっていたことが分かった。また、歩行者などの交通弱者が絡む事故や負傷・死亡事故、エアバッグ展開や車両のレッカー移動を伴う重大な物損事故も確認されなかった。

 これを受けてテスラは、カメラの遮蔽検知や物体認識機能を改善するためのソフトウェア更新を複数回実施している。