Wednesday, February 14, 2018 10:20 AM

ビステオン、広州汽車と自動運転車開発で提携

 ビステオンは、広州汽車工業集団(Guangzhou Automobile Group Co., GAC)と自動運転車開発で提携する。

 ビステオンによると、中国国営自動車メーカーのGACは、自動運転車の開発でビステオンの「DriveCore」プラットフォームを使う。同プラットフォームは路上の障害物を特定し、車を安全に走らせるよう設計されたソフトウェア・パッケージ。

 両社はまず、高速道路での自動操舵、自動ブレーキ、自動加速が可能なSAE国際基準でレベル3の「条件付き自動運転車」の開発を目指す。ビステオンは「CES2018」でDriveCoreを発表しており、2020年に生産を始める。

 さらに両社は、ビステオンのインストゥルメント・クラスター、ヘッドアップ・ディスプレイ、ドメイン・コントローラーの商用化の可能性を探る。

 中国南部・広州市に本社を置くGACの17年新車販売台数は、前年比37%増の50万8000台。デトロイト郊外が本拠のビステオン16年の世界売上高は31億6000万ドルだった。