Wednesday, February 28, 2018 10:31 AM

2月の消費者信頼感、130.8に上昇

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が27日発表した2018年2月の消費者信頼感指数(1985年=100)は130.8となり、前月改定値の124.3から6.5ポイント上昇した。

 CBウェブサイトによると、現況指数は162.4と前月改定値から7.7ポイント上昇、期待指数は109.7と5.7ポイント上昇した。

 リン・フランコ調査部長は「信頼感指数は、1月の穏やかな上昇に続いて2月は00年11月(132.6)以来の高水準に上昇した。最近は株式相場に激しい動きが見られたが、消費者は景気や雇用市場の短期的な見通しと、経済的な見通しについて一段と楽観視している」と指摘した。

 現況の内訳は「景気が良い」との回答が35.8%(前月は35.0%)に上昇。「景気が悪い」は10.8%(同13.0%)に低下した。雇用に関しては「求職が多い」は39.4%(同37.2%)に上昇し、「求職が困難」は14.7%(同16.3%)に低下した。

 向こう半年間の見通しは「景気が改善する」が25.8%(同21.5%)に上昇。「景気が悪化する」は9.4%(同9.8%)に低下した。