Wednesday, February 28, 2018 10:57 AM
東京五輪マスコットが決定 市松模様の近未来的キャラ
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、東京都品川区立の小中一貫校、豊葉の杜学園で大会マスコットを発表し、大会エンブレムでも採用された日本伝統の市松模様が特徴の近未来的なキャラクターの「ア」が選ばれた。最終候補3作品の中から、五輪史上初の試みだった全国の小学生の投票でトップの10万9041票を獲得し、他の2作品に大差をつけた。名前は7〜8月に公表される。
作者で福岡県出身のデザイナー谷口亮さん(43)は「頭の中が真っ白。大好きな奥さんに早く知らせたい」と喜びを語った。組織委の森喜朗会長は「(投票が)こんなすごい広がりになるとは思わなかった。(大会まで)2年半あるから、このマスコットで大いに日本、東京五輪を宣伝したい」と語った。
組織委は一般公募で集まった2042作品から選んだ最終候補3作品を昨年12月に公表し、全国の小学校の各クラスに1票を与える投票を実施。今月22日に締め切られた投票には対象となる約2万1千校の7割を超える1万6769校、20万5755学級が参加した。(共同)
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