Monday, March 12, 2018 12:36 PM

旅客機着陸失敗で49人死亡 ネパール首都、大破炎上

 ネパール航空当局によると、同国の首都カトマンズの国際空港で12日、バングラデシュの首都ダッカ発のUS-バングラ航空機が着陸に失敗した。機体は空港近くのサッカー場で大破し、炎上した。警察によると、少なくとも49人の死亡が確認されたという。

 当局者によると、旅客機は乗客67人、乗員4人で、約20人が負傷した。機体の損傷が激しく、捜索が難航したという。同航空や在ネパール日本大使館によると、乗客のほとんどはネパール人とバングラデシュ人で、日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 地元紙などによると、旅客機はボンバルディアの双発プロペラ機。旅客機は管制塔の指示とは別の方向から着陸しようとして失敗、滑走路から外れて格納庫などに衝突した。機体に何らかの異常が発生した可能性があるという。(共同)