Friday, July 13, 2018 11:48 AM

オートリブ、電子部門のスピンオフ完了

 スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブ(Autoliv)は、エレクトロニクス事業のスピンオフ(事業分離)を完了した。

 同社によると、エレクトロニクス事業はヴィオニア(Veoneer)として独立し、2018年7月2日からニューヨーク証券取引所とナスダック・ストックホルムで株取引が開始された。

 オートリブの会長でヴィオニアのヤン・カールセン社長、会長兼CEOは「1つの企業から2つの素晴らしい企業を生み出した。それぞれが成功につながる強みを持っており、分離によって各中核事業への専念を強める」と話した。

 オートリブは17年9月、エレクトロニクス事業をヴィオニアとしてスピンオフし上場する計画を含む企業構造の戦略的見直しを行うと発表。12月にはスピンオフの実施を正式に決定し、計画の一環としてヴィオニアに10億ドルのキャッシュ資金を提供した。

 オートリブは今後、エアバッグ、シートベルト、ステアリング・ホイールといったパッシブセーフティ(衝突時の安全)システムに重点を起く。ヴィオニアはアクティブセーフティ(予防安全)システムとエレクトロニクス、自動運転技術に力を集中する。

 新生オートリブのミカエル・ブラット社長兼CEOは「自動車安全分野における市場および技術の世界リーダーとして、より多くの人命を救うことに情熱を注ぐ」と話した。