Monday, November 05, 2018 9:01 AM

スタンフォードやグーグルら、分散型エネルギー網の末端制御技術を開発へ

 サンテック・ドライブ(SunTech Drive)とスタンフォード大学、そしてグーグルは、分散型エネルギー・システム接続網の負荷制御をめぐる研究&開発に向けて提携した。同事業は、米エネルギー省の「ノーズ(NODES=Networks of Distributed Energy Systems)」構想の一環で、消費者の電力負荷と分散型エネルギー源を制御する技術を配電網の末端にまで到達させることを目的とする。サンテック・ドライブは、ユニバーサル変動速度モーター制御装置「ピコ(Pico)」を開発している。同事業では、そのモーター制御装置が個別の負荷を調整する末端接点として機能する。サンテック・ドライブの製品は、IoT(Internet of Things)と太陽光発電装置に対応する変動周波数ドライブを提供し、電圧や周波数、位相にかかわらず、あらゆる電動モーターと機能する。同事業では、公益会社らがメタデータ構造を使って個別の接点に働きかけ、需要削減や負荷制御を実行できるようにするためのしくみも開発する計画だ。

https://www.apnews.com/1512419dacda4d88b464c80ed7650488