Thursday, December 06, 2018 8:20 AM

DHLサプライ・チェーン、効率化技術の開発強化

 ドイツの物流サービス世界最大手DHLグループ傘下のDHLサプライ・チェーンは、物流業務を効率化する技術の開発と応用の強化を目指し、米国で総額3億5000万ドルを投資する。

 フォーブス誌によると、DHLサプライ・チェーンはこの投資で、北米の自社施設450カ所のうち350カ所をてこ入れし、ロボティクスや拡張現実(AR)、モノのインターネット(IoT)、その他の自動化技術の開発に力を入れる。

 同社はまた、開発する先進技術およびソリューション群を「マイサプライチェーン(MySupplyChain=MSC)」と連携させる計画だ。MSCは同社が5月に発表した物流管理プラットフォームで、DHLのアプリケーション群から集めたデータを一元管理できるようにし、配達物の移動を顧客が詳細に追跡できるようにした。