Friday, December 07, 2018 9:06 AM

3Q生産性改定値、2.3%上昇〜単位労働コスト0.9%上昇

 労働省が6日発表した2018年7〜9月期の非農業部門の労働生産性改定値(季節調整済み)は、年率換算で前期比2.3%上昇した。前年同期比では1.3%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、賃金の指標である単位労働コストは前期比0.9%上昇。前年同期比でも0.9%上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が4.1%、労働時間は1.8%それぞれ増えた。前年同期比では生産が3.7%増、労働時間は2.3%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比3.1%増加。前年同期比は2.2%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比1.1%増。前年同期比は0.4%減だった。

 製造業の生産性は前期比1.0%上昇。生産高が4.1%増加、労働時間は3.1%増だった。前年同期比の生産性は1.4%上昇。生産高が3.6%増、労働時間は2.1%増だった。