Monday, May 20, 2019 9:56 AM

パナ、車とスマホのペアリング簡単に

 パナソニック・オートモーティブは、一度設定するとドライバーが自分の携帯電話と車を自動的にペアリングできるようになる「Friction Free Connectivity」ソリューションを発表した。

 同社によると、このソリューションは、暗号化技術によってユーザーと車が信頼性を確認できる強力なセキュリティ機能を持ち、ドライブバイペアリング(ユーザーが知らないうちに勝手にペアリングすること)や間違って別の車と接続することが困難になる。

 運転中の携帯電話の使用は不注意運転の主因になっており、毎年世界中で多くの死傷者を出している。運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、米国の2017年の不注意運転による死者は3166人。携帯ディバイスをハンズフリーで使えるようにすれば不注意運転を減らすことができ、米国では16州が運転中のハンズフリー技術利用を義務付けているが、ブルートゥースとの接続問題が頻発するため、それがドライバーがこの技術を使わない理由の1つとなっている。