Friday, September 16, 2016 10:00 AM

警官が13歳黒人少年射殺 エアガン所持、強盗事件後

 オハイオ州コロンバスで14日、強盗事件の現場近くから逃走しようとした13歳の黒人少年を白人警官が射殺した。少年が拳銃を手にしたように見えたため発砲したが、エアガンだった。AP通信などが伝えた。少年の家族の弁護士は15日、発砲が適切だったか第三者が調べるよう求めた。

 同州では2014年にもエアガンを持った12歳の黒人少年がほぼ無警告で警官に射殺され、黒人に対する警官の過剰な暴力への抗議行動が米各地で激化するきっかけの一つになった。

 コロンバスの警察当局は、14日の事件のエアガンは「本物の銃そっくりだった」と弁明した。(共同)