Friday, October 04, 2019 9:53 AM

8月の製造業受注、0.1%減

 商務省が3日発表した2019年8月の製造業受注高(季節調整済み)は、前月比0.1%減の4997億6500万ドルだった。変動の激しい輸送機器を除いた受注は横ばいだった。

 同省ウェブサイトによると、耐久財は前月比0.2%増。このうち輸送機器は0.4%減で、民間航空機は17.1%減、国防航空機は32.6%増、自動車・同部品は0.1%減だった。耐久財ではこのほか、一般機械が0.4%増、一次金属が1.6%増だった。一方、非耐久財は0.3%減だった。

 資本財は0.1%増だった。うち国防関連を除く資本財は2.3%減、民間設備投資の先行指標となる国防関連と航空機を除いたコア資本財は0.4%減だった。国防資本財は15.6%増だった。

 製造業全体の出荷は0.1%減だった。受注残高は0.1%増、在庫は横ばいだった。在庫は出荷の1.38カ月分に相当し、前月と同じだった。