Thursday, November 07, 2019 9:09 AM

3Q生産性速報値、0.3%低下〜単位労働コストは3.6%上昇

 労働省が6日発表した2019年7〜9月期の非農業部門の労働生産性速報値(季節調整済み)は、年率換算で前期比0.3%低下した。前年同期比では1.4%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、賃金の指標である単位労働コストは前期比3.6%上昇。前年同期比では3.1%上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が2.1%増加、労働時間は2.4%増加した。前年同期比では生産が2.3%増、労働時間は0.9%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比3.3%増加。前年同期比は4.5%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比1.4%増。前年同期比は2.7%増だった。

 製造業の生産性は前期比0.1%低下。生産高が1.1%増加、労働時間は1.3%増だった。前年同期比の生産性は0.1%低下。生産高が0.5%減、労働時間は0.4%減だった。

 19年4〜6月期の非農業部門の労働生産性は、前期比2.5%上昇に上方改定された。