Wednesday, January 22, 2020 9:05 AM

ホンダ、職業訓練を強化へ〜ホワイトハウスの事業に参加

 ホンダは21日、学生や労働者が職業訓練を受ける機会を拡大するホワイトハウスの取り組みに参加すると表明した。

 ホンダはこの日、ホワイトハウスとの同意書の調印式を、オハイオ州メアリズビルの技術開発センターで行なった。同社は2025年までに、5万人の労働者に職業訓練の機会を内容を拡大して提供する計画。

 ホワイトハウスの取り組みには、すでにアルファベット傘下グーグル、トヨタ自動車、アメリカン航空、アップル、ゼネラル・モーターズ(GM)など400社余りが参加表明している。

 北米ホンダのリック・ショステク上席副社長は声明で「ホンダの成功は、常に献身的で熟練した仲間にかかっている。米国での製品製造が40年を過ぎた現在、当社は引き続き次世代の労働力がモビリティ新時代に競争する上で必要な技能を身につける機会の提供に力を入れる」と述べた。

 ホンダのメアリズビル工場ではこのほど、1982年の生産開始からの累積生産台数が2000万台に達したばかり。オハイオ州は20年の大統領選で激戦が予想されており、ホンダは同州で約1万5000人を雇用している。