Wednesday, February 05, 2020 8:54 AM

ダイムラー、UBQと提携〜ごみから作った樹脂を部品に

 ダイムラーは、環境保護技術を開発するイスラエルのUBQマテリアルズと、技術の開発および試験導入で提携した。環境に優しいUBQの材料を自動車部品に使う方法を探す。

 グリーンカー・コングレスによると、ダイムラーは供給チェーン全体の二酸化炭素(CO2)排出量を相殺するため、取り引きする部品メーカーにもUBQの利用を呼びかける。

 UBQは、分別されていないごみを再生可能な熱可塑性樹脂の代替品に変える特許技術を開発しており、樹脂は日用品の材料として使える。UBQと提携する自動車メーカーはダイムラーが初めてで、ダイムラーは現在、UBQの材料をさまざまな自動車部品生産に組み込めるかどうか試験しており、さらに実験と調査を重ねて実際に車両に組み込んで市場に出すかどうか判断する予定。今のところ結果は良好だという。