Monday, February 24, 2020 8:35 AM

BMW、独工場で電動パワートレイン増産へ

 BMWは、独バイエルン州ディンゴルフィン工場で電動パワートレインの増産を行なうと発表した。モーターなどを組み立てる工程の作業員数を現在の600人から年内に1400人まで増やす。将来は2000人まで増員する予定。

 排ガス規則の強化と数百万ユーロに上る罰金の脅威を受けて、欧州の各自動車メーカーはEVとHVの販売を強化している。BMWの場合、2021年までにグループの新規車両登録台数の4分の1を電動モデルにする目標を掲げている。

 ディンゴルフィン工場はミュンヘンの北東85キロにあり、電動パワートレイン以外の担当も含めた従業員の総数は約1万8000人。BMWの「3シリーズ」セダン、「4シリーズ」クーペ、「7シリーズ」大型クーペ、「8シリーズ」ラグジュアリークーペも製造している。