Tuesday, March 24, 2020 10:09 AM

トヨタと日野、大型の燃料電池トラック共同開発へ

 トヨタ自動車は23日、グループ企業の日野自動車と大型の燃料電池トラックを共同開発すると発表した。走行実証などを通じて実用化に向けた取り組みを進める。

 ロイター通信によると、共同開発は日野の大型トラック「日野プロフィア」をベースに行われる。パワートレインにはトヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」次期モデル用に新開発される燃料電池スタックを2基搭載し、日野の強みである大型車ハイブリッド技術を応用した車両走行制御を組み合わせる。

 航続距離600キロ(373マイル)を目標に、環境性能と商用車としての実用性を高次元で両立することを目指す。

 トヨタは長年、燃料電池車を究極の「グリーンカー」と位置づけ、この技術が電気自動車(EV)よりも効率的だと考えている。

https://www.reuters.com/article/us-toyota-fuelcell-truck/toyota-plans-to-develop-fuel-cell-truck-with-hino-unit-idUSKBN21A0G6