Monday, April 20, 2020 10:09 AM

3月のCB景気先行指数、6.7%低下

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が17日発表した2020年3月の景気先行総合指数(16年=100)は104.2となり、前月比6.7%低下した。下げ幅は過去最大だった。

 同社ウェブサイトによると、一致指数は0.9%低下の106.6(前月は0.3%上昇)、遅行指数は1.2%上昇の110.2(同0.3%上昇)だった。

 同社のエコノミスト、アタマン・オジルディリム氏は「3月の低下幅は、同指数の60年の歴史において最大だった」と述べた。さらに「指数のかつてない急低下は、パンデミック(世界的流行)の影響でビジネスが急停止したことの反映で、米経済が極めて深刻な収縮へと向かうことをうかがわせる」と指摘した。