Monday, April 27, 2020 10:07 AM

3月の耐久財受注、14.4%減

 商務省が24日発表した2020年3月の耐久財受注(季節調整済み)は、前月比14.4%減の2131億8400万ドルだった。1.1%増だった前月から一気に落ち込んだ。民間設備投資の先行指標となる非国防資本財から航空機を除いたコア受注は0.1%増だった。

 同省ウェブサイトによると、3月の受注の内訳は、輸送機器が41.0%減少。うち民間航空機・同部品は295.7%減、国防関連の航空機・同部品は63.7%増、自動車・同部品は18.4%減だった。全体から輸送機器を除いた受注は0.2%減だった。

 輸送機器以外の主な業種では、一次金属が2.5%減、金属製品が0.5%減だった。一般機械は0.2%減、電算機・電子製品は0.1%減、電機・家電は1.5%増だった。

 資本財は26.8%減。資本財から国防関連を除いた受注は33.4%減少した。国防関連は4.3%増加した。

 耐久財全体の出荷額は4.5%減の2407億1500万ドル。受注残高は2.0%減の1兆1351億6500万ドル、在庫は0.6%増の4374億2000万ドルだった。