Monday, June 08, 2020 10:10 AM

太陽光・風力発電のコスト低下〜エネルギー移行の転換点に

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、再生可能エネルギー発電の各種コストが下がっており、世界の低炭素エネルギーへの移行が転換点を迎えたという年次報告書を発表した。既存の火力発電所の運用コストよりも、新規の太陽光または風力発電所の建設コストの方が安くなりつつあるという。

 ロイター通信によると、火力発電よりも安上がりな代替エネ発電は、新型コロナウイルスのパンデミック後に各国政府が目指す環境に優しい経済回復に貢献する可能性がある。IRENAのフランシスコ・ラキャメラ専務理事は声明で「われわれはエネルギー移行における重要な転換点に到達した」と述べた。

 科学者らは、気候変動による最悪の影響を避けるには非常に速いエネルギー移行の準備が必要だと主張している。IRENAの報告書は、風力と太陽光発電はコスト面だけでも競争力が強まっていることを証明したことになる。