Thursday, October 13, 2016 5:41 PM

タイ、国王の服喪期間入り 政権は治安維持に全力

 タイは14日、前日に死去したプミポン国王の服喪期間に入った。プラユット暫定政権はテロや政治闘争などによる社会の不安定化を警戒、治安維持に全力を挙げる構えだ。

 首相府などによると、服喪期間は1年間。14日から30日間は政府関連庁舎や学校での半旗掲揚を義務付け、政府職員は1年間喪服を着用する。テレビ局は30日間、娯楽番組の放送を控える。

 民間企業なども追随するとみられ、タイでは当面「自粛ムード」が広がって娯楽関連を中心に経済活動が低調となるのは避けられない情勢だ。(共同)