Thursday, October 13, 2016 5:41 PM

ネットで難民女児売りに 独警察、両親を事情聴取

 ドイツ警察当局は13日、インターネット競売大手イーベイのサイトで5000ユーロ(約57万円)で売りに出されていた生後約40日の女児を、ドイツ西部デュイスブルクの住宅で保護したと発表した。女児は住宅で難民の両親と暮らしており、警察は人身売買の疑いがあるとみて両親に事情を聴いている。

 女児がイーベイのサイトで売りに出されたとの情報を得て、警察が捜査を開始。発信元と特定したこの住宅を12日に捜索し、女児を無事保護して地元の児童相談所に引き渡した。警察は女児と両親の国籍や詳しい身元を明らかにしていない。(共同)