Thursday, July 22, 2021 4:08 AM
再生利用プラスチック使用をブロックチェーンで追跡可能に
テネシー州キングスポーツ拠点のイーストマン・ケミカル(Eastman Chemical)は、SAPとの協業によって、登録された再生利用材料を遡及追跡できるようにする計画を進めている。
SAPは、グリーントークン(GreenToken)というブロックチェーン基盤供給網可視化システムを構築し、製造業界や流通業界向けに事業の持続可能性向上ソリューションを提供している。SAPはその一環として、イーストマンの分子再生利用応用科学の専門性を活用している。
クリプト・ニュースBTC誌によると、イーストマンは、製品製造に使われている正規の再生利用プラスチックを価値連鎖においてブロックチェーンで追跡可能にするプラットフォームをSAPと共同構築することで、製品提供側と消費者が商品の持続可能性を簡単に確認できるようにする。
再生利用材料には、公認業者らによる正規のものとそうでないものがあり、それらが混合して流通している。有免許再生利用材料が使われているかや、使われている割り合いを証明することは現時点ではきわめて難しい。
イーストマンは、当該商品における有免許再生利用材料の有無や、使われているその割り合いをブロックチェーンによって追跡可能にし可視化することで、有免許再生利用プラスチックを使った製品の流通を支援する計画だ。
https://cryptonewsbtc.org/2021/06/29/new-blockchain-technology-can-track-recycled-content-across-the-value-chain/