Thursday, March 30, 2023 11:57 AM

チャットGPT、利用者らのクレジット・カード情報露出の危険に

 オープンAI(OpenAI)が開発した生成人工知能基盤のチャットボット「チャットGPT(ChatGPT)」は先日、利用者らのクレジット・カード情報を露出する可能性があったことがわかった。

 トムズ・ガイド誌によると、オープンAIは3月28日、一部の利用者らがほかの利用者のチャットGPT利用内容や会話の一部を見ることができた問題のほか、支払い関連情報を流出させるバグがあったことを理由にチャットGPTを一時的に閉鎖すべきと訴えるブログ記事を公開した。

 調べによると、そのバグが修正されるまでの約9時間に、同バグの影響を受けたとみられるチャットGPTプラス利用者の割り合いは1.9%ときわめて限定的だった、とオープンAIは説明した。

 「3月27日にチャットGPTをオフラインにする前の数時間、一部の利用者らがほかの利用者らの姓名や電子メール住所、郵便住所、クレジット・カード番号の下4桁、クレジット・カードの有効期限を見ることができた」「完全なクレジット・カード情報が露出されたことはない」と同社は説明した。

 チャットGPTプラスはチャットGPTの有料版だ。チャットGPTは無償公開されている一方、オープンAIは、通信網混雑時でも問題なく使えるよう帯域幅を確保したチャットGPTプラスを月額20ドルで提供している。

 オープンAIによると、今回報告された脆弱性がハッカーらに悪用された形跡はない。しかし、大惨事に発展した可能性はあった。生成人工知能の革新性が注目されるなか、今回の件は、強固なセキュリティーとデータ保護が手薄になっている可能性を浮き彫りにした。オープンAIや、同社に巨額を投資するマイクロソフト、そのほかの生成人工知能開発会社らへの警告だ。

https://www.tomsguide.com/news/chatgpt-potentially-exposed-users-credit-card-info-what-you-need-to-know