Tuesday, May 20, 2025 7:12 AM

ホンダ、EV戦略を見直し

 ホンダは20日、EV戦略を見直し、30年度までのEVやソフトウエア開発費を3割減の7兆円に大幅に減らすことを明らかにした。EV普及が遅れると見通した。

30年時点のEVの割合を従来の30%から下方修正し、20%程度とした。30年に200万台以上の販売目標を75万台まで減らした。

 すでに明らかにしているようにカナダでのEVと電池工場は2年延期する。150億カナダドル(約1兆5000億円)を投じ28年に稼働する計画を30年以降に遅らせる。

 40年に新車販売をEVと燃料電池車(FCV)に絞り込む目標は維持する。一方、HVの世界販売を30年に現状比2倍以上の220万台に増やす。27年間から4年間で世界でHVを13モデル投入する。