Thursday, September 18, 2025 7:04 AM
ウェイモ、ナッシュビルでロボタクシー〜リフトと提携、26年から
アルファベット傘下の自動運転車(AV)開発事業ウェイモ(Waymo)は、配車サービス大手リフト(Lyft)と提携し、テネシー州ナッシュビルでロボタクシー(自動運転タクシー)の無人運行を2026年に始める計画を発表した。
ロイターによると、利用者は当初、ウェイモのアプリを通じて自動運転タクシーを呼べる。サービスを拡大した後はリフトのアプリからもウェイモのタクシーを呼べるようになる。
契約の一部として、リフトはウェイモの車両管理施設に投資し(額は不明)、充電とメンテナンスを引き受ける。リフトのサービスによってウェイモ車両の稼働時間が最大まで延び、コストが削減されると両社は説明した。
ウェイモのロボタクシーがリフトの配車ネットワークに組み込まれるのは初めて。リフトの同業のウーバーとは、すでにテキサス州オースティンとジョージア州アトランタで提携している。
ウェイモによると、ナッシュビルの保有車両は今後数百台に増える見込み。
ウェイモは20年、アリゾナ州フェニックスで最初にロボタクシーサービスを開始し、現在はカリフォルニア州サンフランシスコのベイエリア、ロサンゼルス、フェニックス、オースティン、アトランタの一部地域でも一般市民向けに事業展開している。今後はフロリダ州マイアミ、ワシントンDC、テキサス州ダラス、コロラド州デンバーにも事業を拡大する計画だ。