Thursday, June 30, 2016 10:29 AM

「トランプ不信」世界的 15カ国で世論調査

 調査機関ピュー・リサーチ・センターは29日、大統領選に関して欧州とアジアなど15カ国で実施した世論調査結果を発表した。共和党の候補指名が確定した実業家トランプ氏の外交手腕を巡り、全ての国で「信頼できない」が「信頼できる」を上回った。

 イスラム教徒入国禁止など極端で乱暴な主張が目立つトランプ氏への不信感が、世界的に広がっていることを示した。

 調査は今年4〜5月に実施。「信頼できない」との回答が8割を超えたのはスウェーデンの92%を筆頭にドイツ89%、オランダ88%、日本82%など9カ国。「信頼できない」が18%と最も少ないインドでも「信頼できる」は14%にとどまった。(共同)