Monday, December 05, 2016 10:17 AM

シェル、幹部賞与を低炭素対策成果と連動

 石油大手のシェルは、企業活動による炭素排出量削減努力の一環として、幹部らの賞与を炭素削減量と連動させる方針を打ち出した。同社のベン・ヴァン・バーデン最高経営責任者(CEO)は、低炭素社会への移行において「わが社はその先頭集団にいるべきだ」と述べ、風力や太陽光、低炭素バイオ燃料、水素燃料への投資を2020年以降も強化する方針を明らかにした。シェルは同方針をさらに強化する方策として、「温室効果ガスの管理とその成果」を幹部賞与の10%に反映させる。同CEOの年間報酬は2015年に総額640万ドル、うち賞与は440万ドルだった。昨年の賞与にもとづくなら、44万ドルが低炭素対策の成果によって増減することになる。同社はそれについて数値目標をまだ明らかにしていない。

【http://www.environmentalleader.com/2016/12/shell-to-link-executive-bonuses-to-emissions-targets-ceo-says/】