Friday, July 01, 2016 6:04 PM

市民最大116人が死亡 米、無人機攻撃の犠牲公表

 米政府は1日、オバマ政権下の2009年1月から昨年12月末に、対テロ作戦の一環として実施された無人機攻撃や空爆の巻き添えになり、最大116人の民間人が死亡したと発表した。

 オバマ大統領は攻撃回数や民間人犠牲者数などの情報を毎年公表するよう求める大統領令に署名。ホワイトハウスは同日発表の声明で、「透明性向上に向けた新たな一歩だ」と述べた。

 米国の無人機攻撃に関しては、多くの民間人が犠牲になったとの批判を受けてオバマ政権が13年5月、運用の厳格化を発表していた。(共同)