Saturday, July 02, 2016 7:27 AM

政府、日本人の安否確認急ぐ 「断固非難」と首相

 日本政府は2日、バングラデシュの飲食店襲撃事件を巡り、現地の日本大使館に設置した現地対策本部などを通じて日本人7人の安否確認を急ぐ方針だ。救出した1人の治療や早期帰国にも尽力する。安倍晋三首相は午後、バングラデシュのハシナ首相と電話会談し「このような非道な行為はいかなる理由でも許されず、わが国は断固として非難する」と強調した。

 安倍首相は電話会談でバングラデシュへの連帯と支援を表明し「他にも数人の日本人がいた可能性があり、安否確認をお願いしたい」と要請。ハシナ氏は「人命最優先に最大限の努力をしたが、残念ながら犠牲者が生じている」とした。岸田文雄外相もアリ外相と電話会談し、事件対応での連携を確認した。政府は他にも日本人が巻き込まれていないか状況の把握を進めている。

 首相は午前9時すぎに官邸に入り、記者団に「バングラデシュをはじめ関係各国と緊密に連携、協力をして、人命第一に対応するよう指示した」と語った。昼前に関係閣僚らと官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催した。首相や岸田氏は参院選の遊説日程を取りやめた。(共同)