Sunday, July 03, 2016 8:36 AM

錦織が2年ぶり16強 ジョコビッチ敗退の波乱

 テニスのウィンブルドン選手権第6日が2日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦は世界ランキング6位の第5シード、錦織圭(日清食品)が世界42位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)に7-5、6-3、7-5でストレート勝ちし、ベスト16となる4回戦に2年ぶりに進んだ。次戦は2014年全米オープン決勝で敗れた第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が相手。

 2連覇中の第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がサム・クエリー(米国)に6-7、1-6、6-3、6-7で敗れる波乱があった。四大大会は30連勝でストップし、5連続優勝を逃した。第2シードのアンディ・マリー(英国)は順当に16強入りした。

 女子シングルス3回戦では世界49位の土居美咲(ミキハウス)が7-6、6-3で同57位のアンナレナ・フリードサム(ドイツ)に勝ち、四大大会初の4回戦に進出した。日本女子のベスト16は06年の杉山愛以来。次戦は全豪オープン優勝のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)と当たる。(共同)